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On The Wings Of Time

2005年08月01日
jeffporcaro2.jpg8月に入りました。
8月になると思い出す人がいます。

1992年8月5日・・・。
今から13年前の今日、ある一人のミュージシャンがこの世を去りました。

そう・・・「ジェフ・ポーカロ」

「TOTO」のドラマーとして、
また世界中のアーティストからオファーがかかり、星の数ほどの楽曲に参加した天才ドラマーです。
亡くなって13年もの歳月が流れているにもかかわらず、
いまだに彼のドラミングは語り継がれています。
それだけ人々の心に残る音だったのかもしれません。

私が彼のドラムの音を初めて意識して聴いたのは
「ボズ・スキャッグス」のアルバム『シルク・ディグリーズ』
もちろんドラミングの妙技がどうとか、技術がどうとか、使用している楽器がどうかなんて難しいことは分かりません。
ですが、「ロウダウン」で聴かれるグルーヴ感は、ドラムなど叩いたことすらなかった当時の私の心を一気に掴んで離しませんでした。

20050729155200.jpg
彼は努力家でもあったそうですが、その努力の中に見られる天性の才能・感性から放たれるドラミングは、数多のドラマーには見られない“歌心”が存在していた様に思えます。

jefrfporcaro.jpg
彼は心臓麻痺のため、1992年8月5日に亡くなりました。
自宅の庭で殺虫剤を使用中、極度のアレルギーを発症したことが原因と言われていましたが、1ヵ月後のLAの検視官のレポートによると、彼の体内からコカインが検出されたといわれています。
メディアはこの事実を大きく取り上げ「薬物乱用が彼を死に至らしめた」と結論付けましたが、真相は藪の中。

でも“ドラッグ云々”の話は抜きにしても、様々な音楽を通して彼が残してくれた音楽という贈り物は決して風化しないでしょうし、これからも永遠に輝き続ける事でしょう。

彼の墓石には家族がこんなメッセージを刻んでいます・・・。

OUR LOVE DOESN'T END HERE IT LIVES FOREVER ON THE WINGS OF TIME

さて、そんな「ジェフ・ポーカロ」のドラミングを堪能できるアルバムといえば、やはり「TOTO」のアルバムなんでしょうが、その中でも今回私は、敢えてこのアルバムをご紹介したいと思います。

TOTO / XX(1977-1997)』
1.Goin' Home
2.Tale of a Man
3.Last Night
4.In a Word
5.Modern Eyes
6.Right Part of Me
7.Mrs. Johnson
8.Miss Sun
9.Love Is a Man's World
10.On the Run(Live)
11.Dave's Gone Skiing(Live)
12.Baba Mnumzane(Live)
13.Africa(Live)


「TOTO」のデビュー20周年を記念して1998年にリリースされた未発表・レアトラック集です。
「デヴィッド・ペイチ」の自宅には、何千という「TOTO」の未発表テープが存在しているらしく、コレはその未発表テープの中から「ジェフ」がドラムを叩いている10曲に、南アフリカで行われたライブ音源を付けたもの。(⑪⑫⑬「サイモン・フィリップス」が担当)

デビュー・アルバム『宇宙の騎士』でもなく、グラミー賞を総舐めした『TOTO Ⅳ』でもなく、どうしてこのアルバムを取り上げたかというと、未発表&レア・トラックという事もあって、ミキシングをあまり施していない「ジェフ」のドラミングがダイレクトに伝わってくるから!!

アルバム『グレイテスト・ヒッツ』用に録音されてボツになったのドラムだけでファンはニンマリ。

「ボズ・スキャッグス」「ロウダウン」の元になったメロディーが後半に出てくるは、「ボズ」がこのメロディーを気に入ってレコーディングしたもの。このリズムがなければ『シルク・ディグリーズ』もAORというジャンルさえも生まれなかったかもしれません。聴き比べてみるのも面白いかも!

またレア・トラックとしても忘れてはならないナンバー。そう「ボズ」のアルバム『HITS』に収録されていた「Miss Sun」の「TOTOヴァージョン」です。もちろん「ボズ」がレコーディングするずっと前から存在していた曲という事。
この曲を弾いて「S・ルカサー」が「TOTO」のギタリストとして合格したといういわく付きのナンバーです(笑)。

「TOTO」結成以前のフレッシュなドラミングから、栄光と名声を手に入れて円熟味を増したドラミングまでが並列で聴くことができるこのアルバム・・・ファンならずとも持っていたい1枚です。
個人的には2枚組みか3枚組みで出して欲しかったなぁ(笑)。

この世を去って13年もの年月が流れましたが、
貴方にとって「ジェフ・ポーカロ」とはどんなミュージシャンだったのでしょう。

20050729162056.jpg

さて、そんな「ジェフ」のトリビュート・ライブが、彼の命日の翌日(アメリカ時間に合わせたものと思われる)8月6日(土)に大阪アメリカ村のライブ・ハウス
「TWICE」で行われます。
出演者は「TOTO」のカバー・バンドで、当日飛び入りゲストもあるそうですから、関西方面の方は行かれてみては如何でしょうか?


もう一度ジェフに会いたいですか??
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コメント
こんにちわ。
私もボズの「Low Down」はドラムばかり聴いてたりします。
このアルバム持ってて、「Miss Sun」のペイチのボーカルが何ともイケてて、ボズヴァージョンより好きだったりします。
私としては9曲目の「Love Is a Man's World」のジェフのいつまでどこまで叩いてるの!?と思うくらいのドラムが好きですね。TOTOは88年の「The Seventh One」頃の来日公演観にいってて、今思えば貴重だったと思います。仮に今ジェフが生きてたとしても、今のルカサーとかの体型では見にいきたくないっす(汗)。
♪ロ、ロ、ロ、ロ、ロ~ダあ~うん
Low Downはよく聞きました~。
とにかく月日の経つのが早いとしか言いようがないですぅぅ・・・
Musicmanさん、こんにちは。
ジェフ・ポーカロが亡くなって、もう13年になるんですね。
当時の事は、昨日の事の様にはっきりと憶えています。
社会人になったばかりの頃で、朝刊で知った時は、信じられませんでした…
未発表音源、BOXセットで出して欲しいです。
♪しゅぴるさん。
私も「ボズ・ヴァージョン」よりこっちの方が好きかも(笑)。
そうそう「デヴィッド・ペイチ」のヴォーカルがいい味出してるんですよね!

>今のルカサーとかの体型では見にいきたくないっす(汗)。

確かに(笑)。
でもあのドラミングは永遠に聴いていたかったですね!!


♪けんさん。
本当にあっと言う間に13年・・・。
でも彼の記憶は全く色あせないっていうのも、
それだけ心に残るドラムだったんでしょうね。


♪uchainさん。
本当に惜しい人を亡くしましたよね。
彼が居なかったら「TOTO」があそこまでBIGになっていたかどうか・・・。
まだまだ未発表音源ありますから、いつか私達に届けてくれるといいですね!!
「ロウダウン」の始まりのリズムは印象的です。
今は、あんなに心を引きつける音ってないですよね。
「ミス.サン」も、ボズのあの当時の得意なお洒落なかっこいい曲。
ジェフ.ポーカルも含めてTOTOの偉大さ。はすごいな~と実感。

シング・ライクが"Encounter"でジェフ・ポーカロを起用しようかと
してた時に、亡くなったんですよ。
ジェフがシング・ライクのファーストライブでドラムを担当したのは、
シングライクファンの間では有名な話です。

正確なリズムとグルーヴを刻む人ですよね。この正確さを3分以上
保つのは、本当に難しいことです。

♪berryさん。
いつもコメントありがとうございます!
ちょっともたつくカンジのドラミングが人間ぽくて好きなんですよね~。
日本では「沼澤尚」さんが一番彼に近いドラマーだと思ってます。
叩いている時の本当に楽しそうな表情が「ジェフ」とかぶるんですよね~。


♪Stefanさん。
「SLT」のデビュー・ライブ・・・実は観にいったんです!!
「ジェフ」が出てきたときはびっくりしたんですけど、その「ジェフ」をバックにプレイする「SLT」にはもっとびっくりした記憶があります。
「スティーヴ・ガッド」も正確なドラムですけど「ジェフ」のそれはまた一味違うんですよね。
もっと人間ぽいというか・・・。
そんな所が時代が変わっても愛され続ける秘密なのかもしれませんね!
え!
シングライクのファーストライブに行ったんですね。
ベースがネイザン・イーストという贅沢なラインナップ。

ジェフは2泊3日という強行スケジュールでの来日だったそうです。
たとえ新人アーチストといえども、彼は来日する前に、
演奏をしっかり覚えてリハーサルに挑んだそうです。

彼の優しい人間性と、プロとしての意識の高さを感じました。
もう、そんなに・・・
経ってしまったんですね。AORの数多くの名演に名を連ねたJeff 本当に素晴らしいドラマーでしたね。TOTOでもお父さん役みたいにどっしりとかまえてましたね。「Cool」っていう言葉が本当ぴったりのカッコイイミュージシャンだったと思います。最近もDrum MagazineなどでJeffのことを取り上げたりもしてますものね。偉大なドラマーです。
THE WINGS OF TIME
わー、ジェフ様ですかぁ。
13年も経ちましたか。早いですね。
でも、今でも時々「あれ?これってジェフ様?」なんて思うときがあります。
私の中では、まだまだ知らないジェフの音があるので嬉しいです(笑)
いやぁ参ったなぁ!タイムリー!!
つい先週とある博多渡辺通りの行きつけのお店でヤマハのドラム・インストラクターでもある常連さんと話をしていて、ドラマーの話になり、やっぱジェフ・ポーカロだよねぇなんて話をしてたところでした。
高校生の頃スティーリー・ダンを聴きこんでいた(“嘘つきケティ”のころ)当時から気になっていたドラマーでスタジオミュージシャンとしてはどこにでもクレジットされているしどんなやつだろうと思っていた矢先“シルクディグリーズ”がリリースされたんですよね確か。スティーブ・ガッドとは明らかに違う何かを持っていたしその音の多様さからゲスト参加したミュージシャンも様々であのころは光輝いておりました。サイモン・フィリップスじゃチョットね、という感じでしょうか。
最近はアントニオ・サンチェスとやっぱこの人“村上ポンタ”でしょう!
TBありがとうございます

当時の音楽雑誌の記事で記憶はしてるのですが、そのときはなんにも感じなかったんです。Jeffのこと、ほとんどしらなくて。

没後、Jeffのドラム教則ビデオをたまたま見て、ガツーンとやられて。で、CD棚にあったTOTOのアルバムをもう一回聴きなおして、なんでこのグルーヴに今まで気がつかなかったのか、と愕然としました。
♪Stefanさん。
そうなんですよー。
確か91年とか92年とか、それぐらいの年でした。
「ジェフ」自体は「TOTO」のライブで見ていたんですけど、それとはまた違った良さがあって感動したのを覚えています。
彼と競演したことによって「SLT」も大きく成功したんじゃないでしょうか?


♪主審さん。
死後13年も経っているのに、いまだに語り継がれるミュージシャンって「マイルス」「ジミヘン」そして「ジェフ」ぐらいなんじゃないでしょうか?
おっしゃるとおりまさに「COOL」なドラマーだと思います。


♪ななっちさん。
私も持っているCDを改めて聴いて「これもジェフだったんだ・・・」なんて思うことが多々あります。
それだけ世界中のアーティストからリスペクトされているんですね!
彼の魅力はまだまだ奥深いものがある様で、これからも彼のドラミングと出会えるのを楽しみにしています。


♪KENNYさん。
そうですよね!
ソウルもジャズもロックもこなすミュージシャンはそうそう居ませんよね!
私的には「スティーヴ・ガッド=ポンタ」「ジェフ・ポーカロ=沼澤尚」という図式が・・・。
「サイモン・フィリップス」が加入した「TOTO」のライブも、それなりに楽しめましたが、何か違うんですよね・・・。
どこか決まりすぎっていうか、遊びが無いっていうか・・・。
緻密な「スティーリー・ダン」の音楽でさえ余裕かましてる「ジェフ」には脱帽です!!


♪kirryさん。
こちらこそコメントありがとうございます!
kirryさんの「ジェフ」に対する想いは、ブログの文章から伝わってきますよ!
彼のことは、きっと永遠に忘れることはないと思いますね。
今後ともよろしくお願いします!!
まさにエバーグリーン・・・。
Musicmanさん、こんにちは。
いやー、良い記事ですね。
思わず読み込んでしまいました。
私の好きなJeffワークはTOTOのPamelaやBozのJojoかなぁ。
勢いはあるし、バランスは取れているし、この頃の彼の仕事はエバーグリーンですよね。
♪Brownさん。
私も「TOTO」や「BOZ」でのドラミング大好きです。
後「G・ベンソン」の「Lady Love Me」でのドラミングも!!
おっしゃる通りエバーグリーンなプレイが楽しめますよね。
時代が変わっても彼のドラムから放たれる音は永遠に私達の心で響いていることでしょうね。

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