晩夏の週末。
2010年08月15日

お盆休みの方も多いと思いますが、皆さんどのようにお過ごしでしょうか?
私も運良く4連休が取れることが出来、何処かにドライブでも・・・と思ったんですけど、高速道路の渋滞報道を見た途端に行く気が失せてしまい、結局自宅でノンビリと過ごしてしまいました(笑)。
8月も中旬を過ぎましたけど、気がついたら少し夜風か心地良くなってきましたね!とは言え、まだまだ暑い日が続きます。
そろそろ夏の疲れも出始める頃。体調管理を万全にしてやがてくる秋を待ちましょうね。
『Marcela Mangabeira / Simples』01. Rio
02. Love Dance
03. Para Ti
04. Os Grilos (Crickets Sing forAna Maria)
05. Insensatez
06. So Quis Voce
07. Pro Menesca (P'ruze)
08. Eu e A Brisa
09. Pro Tom
10. A Ra
11. Voo Sobre O Horizonte
12. Só Danco Samba
「ブラジル音楽って奥が深すぎて、どれを買っていいか分からないんだよね〜」という言葉を良く耳にします。
確かに私も大好きなジャンルではあるんですが、知識的には氷山の一角程度。だからこそ新たな発見があった場合は感動もひとしおです。
日本では意外と知られていないこのマルセラ・マンガベイラは、ブラジル音楽シーンの大御所であるロベルト・メネスカルを父に持つ、いわば現在のブラジル音楽シーンを担うサラブレッド。
2008年に発表されたこの『Simples』は、彼女の記念すべきデビュー・アルバムです。
彼女の魅力は何と言ってもその声。力強さの中にも包み込むような優しさに満ち溢れていて、ともすれば冷たく感じがちな無機質なエレクトリック・サウンドを温かくしてくれます。
またサウンドの殆どを、同じくロベルト・メネスカルの息子であり、クラブ系ユニットのボサ・クカァ・ノヴァのメンバーでもあるマルシオ・メネスカルが担当し、父親もギターで参加。
唯一外部からは、実力派SAX奏者のセルジオ・ガルヴァォンがフルートで参加しているだけなので、殆ど親子3人で作り上げた作品と呼んでもいいでしょう。
クールなサウンドに乗せてドリーミーに歌うオリジナルの< Rio >にはじまり、アコースティック・ギターの音色が心地良いイヴァン・リンスのカバー< Love Dance >、ライト・サンバのオリジナル楽曲< Para Ti >、クラブ系にも通じるマルコス・ヴァーリのカバー< Os Grilos (Crickets Sing forAna Maria) >、エレピの音色が火照った身体をクールダウンさせてくれるアントニオ・カルロス・ジョビンのカバー< Insensatez >、ダブっぽいエッセンスを持ったオリジナルのチル・アウト・トラック< Só Quis Você >、スキャットだけで歌ったクラブ・ライクな< Pro Menesca (P'ruzé) >、ジョニー・アレフの不朽の名曲をプログラミングされたサウンドでカバーした< Eu E A Brisa >、お父さんが書き下ろしたインストゥルメンタル・トラック< Pro Tom >、ジョアン・ドナートの名曲をコンテンポラリーにカバーした< A Rã >、シンプルな楽器構成でカバーしたアントニ・カルロス・ジョビンの名曲< Só Danço Samba >など、プログラミングされた音とアコースティック楽器のバランスが非常に良い楽曲ばかりが収録されています。
そして特筆すべきは、あのアジムスの大名曲< Fly Over The Rainbow >をスキャットでカバーした< Vôo Sobre O Horizonte >。オリジナルの良さを損なう事無く、しかし非常にオリジナリティなアレンジで甦らせています。このカバーにはヤラレましたねー。
オリジナル・アルバムとしては今のところこの1枚だけですが、大ヒットしたコンピレーション・アルバム『Milk Bossa』シリーズの中でも様々な楽曲をカバーしていますので、お持ちの方は再度チェックしてみては如何でしょうか?
まだまだ暑い日が続きますが、夏バテの身体に“効く音楽”ですよ!!
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